2013年10月5日土曜日

「アンタッチャブル」赤旗がゆく

 
 
 
 

 昨日、やっとみずほ銀行が記者会見しました。歴代の担当役員が暴力団員への融資を把握していながら、放置してきたとのこと。また、今回の事態は、暴力団員リストから判明したのではなく、やはり金融庁検査で「焦げ付き案件」を隠し切れなくなり、みずほが暴力団事案であることを告白したらしい。
 一昨日、赤旗の取材で、みずほ銀行が信販会社オリコに150件もの代位弁済を請求していたことが判りました(10月4日「しんぶん赤旗」)。その中には当然、暴力団員に融資し...た分も多く含まれているはず。オリコはみずほのグループ会社です。つまり返済されない暴力団員の「焦げ付き」分をグループ内で処理しようとした、ということです。金融庁によれば、問題の融資は約230件。あとは、10月1日の本ページで指摘したようにグループ内の債権回収会社で処理されたのか?

通常、暴力団案件は整理回収機構に持ち込まれ最終対応されることになっていますが、そうしなかった、そうできなかったところに、みずほ銀行の抱える「闇」があります。
その本質に一般商業紙がどこまでメスを入れられるか。
今までかずかずの社会悪を告発してきた、現代日本のチーム「アンタッチャブル」である赤旗取材団と、日本共産党の役割は大きい。